この手作り民芸・トロッケンゲビンデを学んだのは1980年から1981年の間のことです。
ドイツの南の町フライブルグにいる時でした。この街の近く一帯に黒い森と呼ばれる
シュヴァルツヴァルトの森があります。そこで、生まれてはじめて樅の木のマツボックリならぬ
モミボックリを目にしました。天高くそびえ立つ緑の大木は、天使の羽根のようなゆったりとした大きな枝々に、見事な実をつけていましたが、その姿はなんとも雄大な感じでした。 1982年、トロッケンゲビンデ教室を始めると同時に教室本部・ドイチェフォルクスクンスト(Deutsche Volkskunst)を発足させました。現在大阪本部をはじめ、東京、名古屋、島根に各支部があり、トロッケンゲビンデ教室は拡がりを見せています。 | |
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